月別: 2017年1月

幼い男児の入院患者と同室になって感じたこと

2年前の夏に手首の手術で入院した時のことでした。
夏休みを利用して入院している子供たちと同じ病室になることがありました。
小学生、高校生、大学生と若い仲間に囲まれて親世代の私としては、何だか若さをもらえるような楽しさがありましたが、その中でも印象に残っているのが、5歳の男児が隣のベッドにお母さんと入院したことでした。

一時的なけがで入院したというわけではなく、生後わずかの時から病気が見つかりすでに5歳でありながらたびたび足の手術をしているというお母さんの話でしたが、その男の子が病気などまるでないかのように車椅子で元気に動き回りとてもおしゃべりが上手で笑うことの少ない入院生活の中に光がさしたようでした。
しかし、彼のこれからの人生を考えたときに、何度これから手術を重ねていくのだろうと子を持つ親として先々のことを心配してしまいました。

普通は、元気に走り回る幼稚園児であり、何の苦痛もなく暮らせるのに、どうしてこういう病気を与えたのだろうと思えてなりません。
しかし、その男の子は天性の明るさを持っており、おそらく自分の病気のことも自覚しながら入院のために戦っているのだと思いました。
手術を繰り返しているとは言ってもまだ5歳の男の子ですので、採血や注射のたびに泣き叫んで看護婦さんもあの手この手で何とかなだめて処置を進めるようにしていたのですが、それは怖い気持ちが強いのは当たり前だろうと思いました。

また、薬剤師から処方されるお薬も苦いらしくいつもてこずって服用してました。
幸いやさしそうな定年まじかの薬剤師の方でとてもやさしいのが印象的でした。
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私が退院する時にすでに別の部屋に移ったその男の子に、挨拶に行こうと思うと違う部屋になった途端に、改まったような言葉使いになって「隣にいたおばちゃんだね。」と同質の時にはため口を使っていたのに、ちょっと部屋が変わっただけでもよその部屋の人という言葉遣いに変わっていたのには何となく子供ながらも遠慮があったのかなと思いました。

「がんばってね。元気になってね。」と声をかけてチョコレートを渡すと「はい、ありがとう。」と素直なはっきりとした言葉が返ってきました。
その男の子のこれからを陰ながら応援したい気持ちでいっぱいでした。